(1)一部を切り取る
まず、少しだけ切り取って、あげるものを作るのが典型的です。
キャンディ1個とかカステラの端切れとか化粧品の小さいパックとかのやり方です。
「モノ」がないサービスでは「10分間無料」「無料教材の提供」などです。
通販教材やサービスでも「あげる商品」は戦略的に作れるのです。
(2)診断サービスを行う
「無料診断」を「あげる商品」として作成するのも有効な手法です。
典型的なのが、アートネイチャーのヘアチェックです。いきなり「増毛・育毛しませんか?」と言われても普通はしませんから、「まずは無料診断してみませんか?」とあげる商品を提供して、次の段階に進めるのです。
Webサイトでは客観性を強調しています。
それは、「不安にさせて売り込む」という、一歩間違えば非倫理的と言われかねない方法ではないことを強調させるためだと考えられます。
診断が客観的でないと、信用を失います。
さらに、ヘアチェックという過程を置くことにより、お客様の毛髪の状態に合ったプログラムを提案できますから、さらに効果的です。
自分の髪の状態が分かり、それに合った方法であるとお客様も分かっていますから、信頼感も増します。
もし、あなたの会社が「無料診断」を「あげる商品」にするなら、診断は客観的に行いましょう。
全てのお客様に「問題がありますね」と診断して売り込むのは言語道断です。
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