スペシャルマーケティング

実戦で使えなければ机上の空論です。営業やマーケティングの現場は正に「戦場」です。

マインドフローの例

マインドフローの例

マインドフローの例

このエントリーをはてなブックマークに追加

レストランの場合

あなたが同僚とランチに出かけたとします。

(1)認知

お店の前を通りかかって「あ、こんなお店があるんだ」と気付きます。

店が大きい、看板が目のつきやすいところにあると、より効果的です。

チラシなどが配られていて、それを手にすることもあるでしょう。

(2)興味

どんな感じの店か、視線を止めます。

何屋か分からないと興味が湧きません。

「○△□」だけな看板だと何の店か分かりませんが、「スペイン料理 ○△□」なら「スペイン料理もいいな」と興味が湧きます。

店主は当然知っていますが、お客様は知りませんから、自己紹介が必要です。

(3)行動

足を止めて、中を覗き込みます。

外から中が見えれば、雰囲気はどうか、どんな人が入っているのかが分かります。

外にメニューが置いてあることも、足を止めてみてもらう意味で大事です。

(4)比較

他に行こうとしていたラーメン屋、牛丼屋、和食の店などと、自分の腹具合や財布と相談しながら決めます。

この例では、価格設定などが重要になってきます。

また、満腹になるかどうかの目安量、同行者の承諾を得るための品揃えが充実していると入りやすくなります。

混んでいれば待つことになります。

待つのは避けたいので、普通は他の店を探しますが、店内に待つスペースがあり、ドリンクサービスがあれば、流出を避けられるかもしれません。

(5)購買

店に入って注文します。

読みやすいメニューであれば、すぐ決められます。

料理の内容が分からないと迷ってしまいます。

コンビニなら欲しい物がなければ買わずに出ていきますが、レストランは普通、入れば注文するでしょう(店員さんの態度がすごく悪いと、怒って出ていくかもしれませんが……)。

(6)利用

注文した料理が届き、いよいよ食べます。

もちろん味は重要です。あとは量、店員の対応、店の雰囲気、他のお客様などから総合的に店の判断をします。

(7)愛情

おいしく、店員も感じが良く、価格も適切なら「また来よう。今度は彼女と♪」などとなるわけです。

スタンプカードなどの仕組みがあると、リピートされやすくなります。

レストランのマインドフロー

顧客の行動

キーポイント

認知

↓→

店の存在に気付く 立地・チラシ、目立つ店頭、看板 →↑

興味

↓→

入ってみようかなと思う 店頭の雰囲気 →↑

行動

↓→

店の中を覗く、メニューを見る 店頭にあるメニュー →↑

比較

↓→

入るかどうか考える メニューの魅力・価格、混み具合 →↑

購買

↓→

入店する 店員の態度、店の雰囲気、メニュー →↑

利用

↓→

注文して食べる 味・ボリューム・価格 →↑

愛情

→→

口コミ、リピート 総合的満足度 →↑

このように、全ての購買行動において、お客様はマインドフローの関門を通過していくのです。

業種・業態によって若干異なりますが、大抵はこの7つで大丈夫です。

もし、新規客が少なく、リピートが多いビジネスでしたら、購買までの過程を少し減らし、「愛情」の関門を少し細かく分けてみて下さい。

例えば【認知・興味】【行動・比較】【購買・利用】【1回目のリピート購買】【2~3回目のリピート購買】【4回目以降のリピート購買】とすることもできます。

あなたのビジネスに合わせて色々変えてみて下さい。「顧客視点で、漏れなく」がマインドフローの本質です。

多すぎると大変ですが、本質を抑えていれば関門の数は増やしても減らしてもよいのです。

AIDMAとマインドフロー

Attention(注意)、Interest(興味)、Desire(欲しさ)、Memory(記憶)、Action(行動)の順番でお客様が考えるというのが、「AIDMAの法則」です。

Attention、Interestまではマインドフローと共通です。

ただ、AIDMAですと、Interestの後が若干粗っぽいのと「欲しさ」「記憶」が切り分けにくい、計測しにくい問題があります。

また、Action以降の「愛情」などは測れません。AIDMAで十分、という方はそれでもいいと思います。

顧客の立場で漏れなく考えるという発想は一緒です。


« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です